Uyo.x,x,x

kaabii, segway

230703

 劇的なことをする資格がなかったように思っていたのだと思います。それははたまた写生のことだったかもしれません。どちらも技術として、身につけたいです。今日新たに許せた美学は......思い浮かびませんが、許していたことを忘れかけていた美学へ連れ戻されたことが、2件ありました。探る手が見えませんが、掴むものはいつも旬で活きがいい魚介類、みたいな人です。わたしは気が抜けていて、精細に認識できたことはありませんでしたが、そういう土を触る時間も必要、であったらうれしいです。ただ、生ぬるい麻布のような時間が増えてきてそれはすこし喜ばしいです。この日記は人に、まさにあなたに読まれるために書いていますが、それはこのような文法を使うことと不可分、です、いまのところ。いまのところ。 いまのところ。 美醜のことが、わかって、いなくはありません。なんというか、わかっていないふりをしているだけです。

 

 

 日が暮れると熱気はアスファルトの下で眠ってしまったようで、残党の温度だけが暗い空気に漂っていた。乳白色の電燈たちと、それから戸建ての二階の位置にある窓が目についた。オレンジ色の光が外に漏れていて、すりガラスの窓だった。歩いているわたしの視界は、映画のフレームよろしくその窓に焦点を合わせ、揺れながら動いた。人の頭の影がひとつ見えて動いていなかった。なぜかその人は立っているということがわかった。家の真下を通過するとき、見上げる形でその窓を見ていたら黒い影が動いて、窓のフレームから消えた。わたしは視点を90度降ろした。変わらず揺れて動き、わたしは変わらぬスピードで歩いていた。

 

 

 誰かになにかをわかってもらうこと、は極めて相互作用的なものだと思いました。わかるという確信のために何度も同じことをいうことはたんなる反復ではまったくないのだと知りました。桃のパフェの、ものすっごくたべたいのがあるのですが、信じられないくらい高いしなんやらで泣き寝入りしそうです。もうすこしで誕生日が到来するので、だれかつれてってください。信じられないくらい高いですが。ガチャガチャのハーモニカの音を聞かせてもらいました。チープで高い音が鳴っていました。今、テンプレ雷鳴の音がしました。