Uyo.x,x,x

kaabii, segway

231126

 寒い日でした。針山の棘を一本ずつ抜いて、空気に水平に散らばせたような空気でした。詐欺バスに乗るためにホットカルピスを買いました。詐欺バスで会ったひとと目的地でも会いました。家のまわりもそこもずっと霧雨が降っていて、傘がなくても雨にふられていなくても眼鏡だけは濡れました。何人かとすれ違いました。それで以前より「気」がいい、と言われてウケました。(この)日記に熱狂のことを書くのはむずかしく、この記録の特性は視覚の周縁部をそのままに残しておくことになっているような気がします。語ることと語らないことの線をみます。手刀をいれて気絶させてほしい、と思いました。みなれないものはみなれるしかない、「見慣れてください」というピンクの羽を思い出していました。