Uyo.x,x,x

kaabii, segway

231223

 記憶があります。色々な。そう、デジタルにのこった資料だけではないはずです、断片は。……もちろん昨日のことを思い出していました。雪原。抽象的な雪に街は覆われ、舞台として具体的なのは、狂気的な向上と町外れの家二つだけです。無邪気に明かす、目隠しをして語る。ニゅー・。想像してないわけではありませんでしたが、そうか、となりました。そうでしたか。晒されていないものなどなにもありません。

 バナナを3本食べて、2本あげました。最初は5本だったので、それですべて皮になりました。ヘンゼルとグレーテルの道に捨てるのがバナナの皮であったのなら、道中でふたりはひたすら転んで、怪我まみれで帰ることになっていただろう。人に集中する。背後。緊張を司る技術。感じ入るほどに見事でした……顔をみるために首をブリキのように動かします。一番妖艶であったのは目、瞼、の、皮膚でした。それを粒子のように受け取るためには閉まる翼があまりにも早く固かった、蝙蝠でした。