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kaabii, segway

240102

 夢が長い。電車の中の動物を描く機会がないので、家に棲んでいる動物を描くことにしました。わたしをはぐらかすための言い方だけが許されているところでした。2つ気がつきました。1つめ。精霊モデル ; 𝔭𝔞𝔱𝔱𝔢𝔯𝔫 蝶 を採用していて、精霊が全員出たところで飽きがくるのだとわかりました。蝶が飛び回っているからです。それを動員することが可能な時、光が走って、高速道路みたいになるわけです。散漫さが遠心力に乗った時、ドライブが始まります。ドライブさせる前に、その光の蝶を捕まえろ。

 2つめ。友人が時刻を迎えにいっていたことを思い出しますが、いやそう、常に、常にやるべきことはそれと同じで、たとえば画面を迎えにいくべきなわけです。散発する霧、が、到達するよりも先に、さきのパッケージを掬うのです。界面を掬うのです。

 物質を扱う限り、物質であることは問題になるはずです。しかし、それを 如何するかが常に.....———今日ひとつめに気がついたことと事件は似ているはずです。あなたはわたしではない、わたしはあなたではない、背を向けて去るとき。

 やっと今になって一人でどうにかしなければ、と急いて思うようになってしまっています。崖のように断絶しています。陸地が。島か?島。島だとしたら海が見えない。霧が海面を覆っていて、液体が見えません。信じられない。それが連続するのが耐えられない。シーケンスを分けて仕舞えば、肉体がばらけたように思うかもしれません。ハーブが引き締める香り。

 だから、この日記は断絶を明らかにするために書かれ始めたはずです。最初は断絶をなぞろうと、途中から断絶そのものへと。家の、部屋は狭くて、そのなかでちょこまかしています。ちょこまかするしかできないのならちょこまかの動きを細かくしてエネルギーを大きくすればいいかと開き直りました。妥当なところかもしれません。———まあ、塞ぐこの蓋がみえているとは到底思えないが。いや、見えなくても感じてはおり、しかし触ることができないのだろう。———てなわけで、友人のことを思い出して連絡し、変な経由地を迂回して会話が終わりました。愉快なことです。もちを焼きながら変化とはまさにこれだと思って、あとは昼に大喜利をやりたいと思いました。やりたいのは花が咲く、蕾がひらく一瞬で、ちょこまか遊ぶことを久しぶりにやっていました。

240101

 長い夢をみて起きました。毅然と人に話してそのまま台詞を吐き捨てて去る夢で、ああこれは、と思いました。あなたはこの壁の色が次の瞬間に変わるわけはないと本当は断言できないはずだ、と言っていました。鰤がいちばんおいしかったです。オタクの内輪の内輪の内輪くらいでの伝統芸能をおこないました。バイバイン バイバイン 復旧工事が進んでいるようです。肉体は休めていたのかもしれません。左肩から裏を貫く赤い印が浮いていましたが、さもありなん。しかし、そうだとして、わたしよりもずっとずっとずっとで、思いやられてしまいます。アクションとは生肉すぎるのです。そうでしょう、扇子の骨がひろがるように目の前に肢はひらかれ、整列した混濁が用意されてはじめて、だったはずです。落ち着いてください。言説があってくれること。目はどこからひらいたか。短歌。鋳型。鋳型、フレーミング、パッケージング、マスク、マスキング。準備を進めてください。具体的には、変な遊具が置かれていっぱいいる公園から早く撤退してください。

231226

 日記は書き溜めることができません。まあですが、今度書き溜めようと思いました。短くならどれだけでもできて、それを洗練であるふりができると思ったので、この一週間の日記はゆっくり描写しておくことにしました。指に赤く透明な飴をつけています。PARTYのフレーバーの飴です。

 朝に起きて研ぐのは悪くないと思いました。夜に爪を研ぐのは殺意しかのこらずそれを石のしたで眠らせることになりますが、きっと朝のそれにおいては、殺意は眠気の揮発のために使われるでしょう。黒い蘭の香り。そうですね、装飾的、もしくはフェティッシュめいているということが、ものとしての豪奢さではなく香りのようなものだったらすばらしいと思います。

 く、くそw そこまでいかなきゃいけないのかwく、くそw というか、心理テストを後ろから読む、ためにそれを用意しておかなくちゃいけないのかもしれないと思いました。快適さ。快適さのための文章や書き方だとわたしは思っていても、しかし作用は真反対へ向かっているようなきもしてなりません。わたしがやっているのは誤魔化しそれ自体です。

231225

 存在論。では、そもそもそのアカウントだけがあなたではないし、あなたが分裂していると思っているのは、違う、分有、のよう、な、ものかもしれない。しかし、そこであなたが押し黙ってしまうそのそれ、それ、it、をまず知らなければならない。どこに情動がはたらくのか?どこで納得するのか?どこで口を開けるのか? 
 小説を読もう、と思って机のうえにあったものを読み始めました。なにがおもしろいのか一切わかりませんでしたが、落ち着いたので1章ぶんだけ読んで寝ることにしました。

231224

 好き勝手という形容がよく似合いました。意外なジャンクさがあるのだと思いました。目的地が2つあり、どちらにも制限時間がありましたが、当初の予定と順番を反転させることにしました。出発は夕刻で、おでかけとして5時間くらいずれている。675 この文章はところどころ犬に編集されています。直前の675もそうです……。TOKAS本郷にいきました。佐藤瞭太郎さんの展示を見ました。

 素晴らしかったです。永遠に移動しつづけるLiminal, それらを構成し組み上げる作家のマスキング。固定された流浪。みれてよかったです。購入したいと思いました。

 チョコレートの香水を探していました。オランジェットでは不服で、カカオ一本勝負、みたいなのに結局ありつきました。ああこの部分はもっと贅沢に描くつもりでした。すばらしい場所でしたし。

 寝落ちは、c      を待つための正しい方法ではあるのかもしれません。stamp      v

231223

 記憶があります。色々な。そう、デジタルにのこった資料だけではないはずです、断片は。……もちろん昨日のことを思い出していました。雪原。抽象的な雪に街は覆われ、舞台として具体的なのは、狂気的な向上と町外れの家二つだけです。無邪気に明かす、目隠しをして語る。ニゅー・。想像してないわけではありませんでしたが、そうか、となりました。そうでしたか。晒されていないものなどなにもありません。

 バナナを3本食べて、2本あげました。最初は5本だったので、それですべて皮になりました。ヘンゼルとグレーテルの道に捨てるのがバナナの皮であったのなら、道中でふたりはひたすら転んで、怪我まみれで帰ることになっていただろう。人に集中する。背後。緊張を司る技術。感じ入るほどに見事でした……顔をみるために首をブリキのように動かします。一番妖艶であったのは目、瞼、の、皮膚でした。それを粒子のように受け取るためには閉まる翼があまりにも早く固かった、蝙蝠でした。

231222

 昨日海に行ったからか、唇の荒れが治まっていました。忘れそうなことをここに書くべきでしょう。露骨に話すことでは適切なアプローチたらず、外部的な、明らかに外部的な道化が手段になる可能性があるということです。もうあまり覚えていません。がしかし、これは変なきがするのですが、整理されたような気がします。夢 と 現 実 ・ ・ 夢 と 実 存 が 併 置 さ れ る た め に 必 要 な 作 業 な の で す。眼前で起きているだろう、と。チョコレートがどこで印象だったのか、と考えて、昔のプリキュアの映画を思い出しました。……まだ散らばったカードらしい。