Uyo.x,x,x

kaabii, segway

231108

 あきらかに動作にエラーが起きるようになったのを感じて寝た。目を閉じて横になるとゆっくり体全体が回転しているような心地になった。起きて、さみしかったので友人に電話をした。階段に移動したようで、声が反響して聞こえた。わたしよりわたしの身体のほうがよく状態をわかっているから、それに従って家にいることにした。仕事の予定も一件あって、そのための制作もして終えた。手綱を離さずに、ひたすら更新していくしかないと思った。......途中で、急に長い独白文を書いてしまった。風呂敷の習字セットより、ドラゴンの習字セットより、猫の習字セットのほうがなにもない。過去の自分が言っていたことや主張していることにほぼ同意できなくて、それはいつまでもわたしが暫定で余白を残していたからだ。これは有意義な有限性とは違う。ただ、操作の覚束なさとしてそこが幼稚であっただけで、最初の直観は信じてあげることが、できる。研ぎ澄まされて生きているだけの奇特さ。ずっと落ち込んでるが、自分の作品についての物理的な整理だけやっているからだろう。手を離れていくだけのことと、腕のなかから飛び出していくことは違う。