Uyo.x,x,x

kaabii, segway

230911

 一旦のところでやっていたことへの興味が失せ、その代わり他のものに目移りができるようになった。やはり終わったものに興味をもつことはわたしにとって難しく、そのように、つまらなくするために作品があるのかもしれないと思った。矛盾していることだが、わたしはむしろ、一つのものをつくることでなにかの面白さを陥落させたいのかもしれない。ということで、今回の作品についてどうあったのかについてを自転車を漕ぎながら考えていた。人に「それをどうしたいのかがわからない」ということと「豊かさがない」というのを言われて、それについてずっと考えている。自分のことを好きな人だけとやっていく、みたいな傲慢さも持てず、自分のことをどうとも思っていないような、わたしが好きな人にただわかってほしいだけだみたいなことがわかるが、そこを①短絡的に迎合させるのがだめで、②応答すること、が求められるんだと思うが、そうでもなく、もっと磁場を自分で持ってやることができないかとよく案じる。これがいくつもの検閲をくぐりぬけないといけなくて、とても難しい。

 7年前と同じ問題を解いたとして、7年前以上の得点はだせないだろうと思った。勉強の解法は基礎たちの合体したものでできるのが明快にわかるのに、自分から発生させるものはブラックボックスが点在しているようだと思った。「気体の発生とはいうけれど、これはなにもないところから発生しているんじゃなくて、ある物質と物質が反応して組み合わせが入れ替わってできているんだよ、レゴブロックみたいに」。無理しないで無理をしたかった。