躊躇うとき、そのつまずきにどのような石が置かれているでしょうか？あなたが空気を読んでいる、とき、その空気はどこにまで充満しているものでしょうか？無菌の空気を想定しても、あなたが出入りするときにドアを開ける必要があるのではないでしょうか？目が覚めたら違う場所にいるのでしょうか？
クリームを買うとき、はじめて自分の肌のことを考えることになります。化粧水と乳液のボトルがそれぞれ赤と青の色をしているので、キャラクターの左右のいちづけになぞらえて順番を判別しています。眼鏡がないとなにもみえないのです。なので、髪を切られている最中は本当に無防備です。背を向けたり扉を閉めているときに俯いて噛んでいる唇のことを思い出すべきでしょう。自分に、自分に考えられるやりかただけ、それだけを考えればいいのです。
