Uyo.x,x,x

kaabii, segway

230921

 メガネを新調して視力が倍ちかく上がり、その足で本屋に向かった。神谷浩史の声で読み上げると自然に読める本、つまり西尾維新の「怪盗フラヌールの巡回」、の続編を買っておこうと思っていたし見つけたのに買わなかった。店内をうろついて他になんか買ってみるかと思ったりしたが、購買意欲がさらさら起きず、少し怖くなった。地元の本屋なので、というのもあるだろうけど。ただ翻訳小説たちが少し気になった。それからひたすら、昨日気圧低下に注意と通知されたことを何度も思い出すくらい寝ていた。夢のなかで他人に〈cancel〉

 犬は本当にどこでも寝て、プリントが散乱した床の上で辞書を枕にしたりもするのだが、今なぜか狭いパソコンケースの上で寝ている。小さなマットレスだ。ちょうど机上に当たる灯りが影になっている場所で、目に光が入りながら眠るのが好きではないのかもしれない。床に置いた紙が、推定されるよりもずっと年季がはいっていることがよくあるけれどそれはこういうふうに犬に敷かれているからだとわかる。