Uyo.x,x,x

kaabii, segway

231215

 詩集を開いて一瞥するとき、そのときなにがわかったつもりになっているのでしょうか。一瞬の認識のうちにあるのは情感の把握であって、それ it    ハムスターが透明なかごのなかで走り回っているのに似ているからかわいげを感じるのでしょうか。最後の一手、なにも重要じゃない、というところだけが。準備のためにただ真っ当な闇を用意するところが。布団の左には青色の棚があって、床はオリーブブラウンのフローリングで、手に持っているピンクの3DSの画面、上部1/2に映った紺色の冬の空、それを視界に捉えているとき、わたしはどこにいるのでしょうか?そこは、どこだったのでしょうか?そこに、今でも行くことができるでしょうか?そこ、とはどこだったのでしょうか?宇宙に投げ出されていたのではないでしょうか?......実際、文字通り、そう言うことができるのではないですか?

 「この視界が夢なんじゃないかと思う」と言いました。その視界、その枠のなかの羅列のあらわれが荒唐無稽であるからです。誰もいません。亡霊が育っていて、たくさんの亡霊に袋叩きにされてしまいます。境界が曖昧な(そうです。境界が”もともと”あいまいであることと後々から二項のあいだへ割り込んだり伸ばしたりすることは全然、まったく異なります。(「お前は何を言っているんだ?」))紙飛行機が投げ込まれるでしょう。それの心配いらないんですけど。また潜って沈没船から宝を持ち帰ってきました。大きい海域は探し終わったのですが。まあ、海の底の資源のために排他的経済水域はあるようなものですから。|』『|』 明日持っていきたい物を思い出しましょう、ブルーがかったリップ、『ネガ』、おそらくこの2つでしょう。それでは。