このままだと日記を書くのを忘れてしまいそうなのでやってきました。脳にインストールを施すのは手慣れた作業でした。久しぶりに短期間で熱中していましたが、ゲームのステージ／面を徹底的にクリアしていく作業と同じでした。一周目ですべてのコインを取ろうと思わないことです。時間はあっという間に過ぎてしまうでしょう。インストーラーの仕事です。自分に体系をインストールして、それを再現性高くパフォーマンスする仕事でした。installに興味があるのかもしれませんね。
痛い音があって、そういえば妹はプリンターから痛い音がするとよく言っています。わたしも、それと家族の誰もそれは聞こえません。母が結露した窓に鏡文字を書いて、妹がそれを真似して、それをみた母は誰よりも楽しそうに、弾けたように笑っていました。暗い外から写真を撮ろうとしましたが、室内のほうが明るく文字はうまく撮ることができませんでした。リビングにはわたしが読んだ「砂の女」が放置されていて、父から借りていいか聞かれました。理由を聞いたところ、取引先との雑談にて、相手が年末年始に阿部工房を読み耽っていたのだそうで、それで興味を持ったとのことでした。ソファに座り、膝の上に寝ている母の足が乗っていて、そこに犬が乗ったり降りたり降りるのを阻止したりしながら、本を中盤あたりから読みました。阿部工房といえば友人からは「他人の顔」読了を待機されいるのを思い出したので今買いました。「ファミレス行こ」も読みました。すみません、本当に、いわゆる体幹と呼ばれるであろう体の軸の部分が完全に地球の地軸と同じ角度で傾いてそのまま痙攣するに至りました。萌えすぎ、という意味です。すみません。朝の喫茶店で光は低い位置から差しているシーンが好きです。
